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【人事必見】アサーションとは。意味、研修で使える具体的なトレーニング方法を紹介


「アサーションって何?」

「アサーションを身につけるにはどうしたらいいの?」

と思っている方。

アサーションにはコミュニケーションがよりスムーズになる効果があり、ビジネスに取り入れることがおすすめです。

とはいえ、実際の意味や導入方法はわかりにくいですよね。

そこで、この記事では、

  • アサーションの具体的な意味
  • 研修で使えるトレーニング方法
  • アサーションを学ぶことにおすすめの本

を、お伝えします。

アサーションを身につけるのは意外と簡単。トレーニング方法もシンプルです。まずはこの記事で、アサーションを学ぶことからはじめましょう。

アサーションはコミュニケーションの方法でIT用語とは別

アサーションとは、コミュニケーション方法の1つです。自分も相手も大切にしながらも、しっかり主張することを基本としています。

自己主張をしながらも、相手を傷つけない点がポイントです。

もともとは英語のassertionに由来する言葉ですが、日本語の直訳とは微妙に意味が異なります。

assertionを直訳すると「断言・主張」です。

コミュニケーション法を意味するアサーションよりも、押しの強いニュアンスを含みます。

英語のassertionと、コミュニケーション法のアサーションは区別して考えることが望ましいです。

なお、IT用語にアサーションチェックと呼ばれる言葉があります。これはプログラムが正しく動いているかチェックする方法です。

略してアサーションと呼ばれることがありますが、コミュニケーション法のアサーションとは別の意味ですので、混同しないよう気をつけてください。

アサーションは医療用語に由来する

アサーションの始まりは、書籍に医学用語として記載されたことに由来すると言われています。

当時は主に自己主張の意味で使われていましたが、やがて現在のようなコミュニケーション法を意味する言葉に発展しました。

アサーションはアメリカで、対人関係に悩む方のカウンセリングなどに取り入れられるようになりました。そして日本には1980年頃に伝えられて、だんだん広まっていったと考えられています。

人間は社会的な生き物です。どのような立場であっても、コミュニケーションをはかって協力しながら生きていくことが欠かせません。

アサーションを身につけると、相手も自分も尊重しながら、円滑なコミュニケーションを行なうことができます。

アサーションではまず3つのコミュニケーションタイプを理解することが大事

理論上、コミュニケーションのタイプは3つに分けられています。

  1. アグレッシブ(攻撃タイプ)
  2. ノンアサーティブ(非主張タイプ)
  3. アサーティブ(理想的なタイプ)

アグレッシブ(攻撃タイプ)

アグレッシブは、自己中心的で自己主張が激しいタイプを指します。自分が正しいという意識が強く、精神的に幼いことが特徴です。

ノンアサーティブ(非主張タイプ)

ノンアサーティブは、自己主張を避け、相手に合わせるタイプです。自分に自信がなく、相手のことを考えすぎる傾向があります。

アサーティブ(理想的なタイプ)

アサーティブは、自分も相手も尊重する理想的なタイプです。適切な表現で自分の気持ちを伝え、相手の気持ちも考えられるという特徴があります。

アサーションにおいてはアサーティブを目指すことが大切と考えられています。

次は、アサーションの具体的なトレーニング方法について解説します。

研修で使えるアサーションのトレーニング方法

アサーションはトレーニングで身につけることが可能です。

まずは、上記でご紹介した中から、自分のコミュニケーションタイプを理解することから始めてみてください。

ただし、場面によってコミュニケーションタイプが変わることもあるので、定期的に自分のコミュニケーションのやり方を振り返ることが大切です。

コミュニケーションタイプを理解したら、ロールプレイングを行うことをおすすめします。

具体的な状況を設定し、アサーションのふさわしい回答を考えるのです。

例えば、仕事で手一杯の状況で上司から仕事を振られたらどうするでしょうか?

  • アグレッシブな回答例:「自分の仕事ではない」と強く断る
  • ノンアサーティブな回答例:「…わかりました」としぶしぶ引き受ける
  • アサーティブな回答例:「現在〇〇の仕事を抱えていて対応が難しいです。〇〇が終わってからでもよろしいでしょうか?」と伺う

アサーションのポイントはシンプル。それは「自分の主張したい意見を、感情的になることなく適切な言葉で相手に伝えること」です。

この例のように、「できない」と真っ向から否定するのではなく、自分の状況を伝えた上で肯定的な言葉で前向きな提案をすると、自分も相手も尊重することが可能です。

アサーションのトレーニングで様々な状況を仮定したロールプレイングをすれば、瞬時にふさわしい表現でコミュニケーションをはかれるようになります。

ロールプレイングが難しい場合は、テスト用紙を作って、それぞれのコミュニケーションタイプの回答を考えながらトレーニングする方法がおすすめです。

トレーニングを繰り返すことで、対等な人間関係を構築しやすくなります。

アサーションは実践で磨かれる

アサーションの習得にはトレーニングを積むことだけでなく、実践で試すことも大切です。実践回数を重ねることで、より確実にアサーションを実行できます。

アサーションを行う上での心構えとしては

  • 思いを率直に表現する
  • 誠実に接する
  • 自分と相手は対等であることを認める
  • 表現することは自己責任と理解する

ことを意識することが肝心です。

実践を繰り返すとありのままの自分を認められるようになり、スムーズにコミュニケーションができるようになります。

アサーションを学ぶことにおすすめの本3選

アサーションを体系的に学びたいなら、本から学ぶことも効果的です。

おすすめの本は

  1. マンガでやさしくわかるアサーション
  2. よくわかるアサーション 自分の気持ちの伝え方
  3. アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法

です。

マンガでやさしくわかるアサーション

マンガでやさしくわかるアサーション
平木 典子
日本能率協会マネジメントセンター
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アサーションの基礎がわかる本です。マンガなので親しみやすく、入門書に適しています。

アサーションの第一人者による解説がついており、わかりやすいです。

よくわかるアサーション 自分の気持ちの伝え方

日本にアサーションを紹介した平木典子氏が監修した本です。イラストや図を用いて考え方が紹介されているので理解しやすいという特徴があります。

具体的な事例も豊富であり、アサーションが身につきやすいです。

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法

その名の通り、アサーションの入門書として適しています。新書なので、持ち運びもしやすくスキマ時間に読むことが可能です。

アサーションとOKRと組み合わせると便利

効率的な目標設定及び管理ツールとして注目されているOKR。これら組み合わせてビジネスに取り入れると、より生産性を高めることができ便利です。

アサーションを実践すれば、チーム内でのコミュニケーションが円滑になります。

OKRの導入を検討している人もすでに導入している人も、アサーションも同時に取り入れることがおすすめです。

OKRについて詳しくは「OKRとは?メリットや流れ、導入事例をご紹介します。」をご一読ください。

アサーションでコミュニケーションをスムーズにしよう

アサーションは自分も相手も大切にしながらも、しっかり意見を伝えるコミュニケーション方法です。

ふだんの対人コミュニケーションだけでなく、ビジネスシーンでも役に立ちます。そしてアサーションは、OKRと合わせて導入することがおすすめです。

導入する際は、ロールプレイングやテストを実施してトレーニングを積み重ねるようにすると、より早くアサーションが身につきますよ。ぜひお試しください。



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