ブログ

OKRにおける成果指標(Key Result)とは?設定時のポイントや具体例を紹介します


あなたは、「OKRのKey Resultはどうやって設定したらいいのだろう」と思っていませんか?

Key Resultは、野心的な目標(Objective)を実現させるための手がかりとなるめじるしです。この記事ではKey Resultの概要や種類、設定時のポイントをご紹介します。

Key Resultとは「目標(Objective)に対する進捗を測るめじるし」

Key Resultは、日本語では「成果指標」と訳されます。OKRがObjectives and Key Resultsの略であることからわかるように、Key ResultはOKRにとって必要不可欠な要素です。ではなぜOKRでは、目標に対してKey Resultを設定しなければいけないのでしょうか?

Key Resultは目標を測定するために必要

例えば、「WEBサービスAの評判を上げる」という目標を掲げたとしましょう。しかしこれだけでは、何がどうなったら目標達成と言えるのか、誰にもわかりません。

前述の目標を聞いた従業員の中には、顧客満足度30%を上げればいいと考える人もいればWEBサービスの反応速度を2秒上げるべき、と考える人もいるでしょう。つまり目標だけではまだ、従業員らが共通の意識を持つことはできません。

Key Resultは、「何がどうなったら目標達成と言えるか」を定義します。Key Resultによって目標を達成したときの状態が具体的にわかるようになり、従業員らが共通の意識を持てるようになるのです。より大きな目標を数値化して表す、という点ではKGIに対するKPIに近い、と言えるでしょう。

Key Resultには、以下の2種類があります。

行動ベースのKey Result

行動ベースのKey Resultとは、行動を測るものです。例えば「〜を始める」、「〜をリリースする」などのKey Resultは行動ベースのKey Resultです。

行動ベースのKey Resultは、OKRにおいては使われるべきではありません。なぜなら行動ベースのKRは、OKRを単なるTodoリストにしてしまうためです。

例えば「サービスの評判を上げる」という目標に対して「新機能を3つリリースする」というKey Resultを設定した、と考えましょう。業務が進むにつれて、「サービスの評判を上げる」ではなく「新機能を3つリリースする」が目的になってしまう可能性があります。つまり行動ベースのKey Resultは、手段と目的を混同させてしまうのです。

価値ベースのKey Result

行動ベースのKey Resultに対して価値ベースのKey Resultとは、行動が組織やお客さまに与える価値、つまり行動の結果を測るものです。価値ベースのKey Resultは、基本的には「AからBに増やす/減らす」の形で表されます。

OKRにおけるKRは価値ベースのKey Resultを指します。

Key Resultを設定するときの3つのポイント

OKRにおいて野心的な目標が求められるように、OKRにおけるKey Resultにも、抑えておくべきポイントが3つあります。

定量的なものにする

Key Resultは定量的、つまり数値で進捗を把握できるものにします。Key Resultを定量的にすることには、成果指標に対する認識のズレがなくなり進捗がわかりやすくなる、というメリットがあります。

目標1つに対してKey Resultを3つほど設定する

目標1つに対して、Key Resultが1、2つは少なすぎます。一方で4、5つ以上あるとKey Resuktそれぞれを追いきれません。つまり目標1つに対して、Key Resultは3つがちょうどいい数なのです。

目標達成につながるものにする

当たり前の話ですが、Key Resultは目標達成に繋がるものにします。繋がらなければ、成果指標を達成しても意味がないためです。

もし立てた成果指標が目標達成につながるか確実でない場合は、OKR実施時に効果が出てるか確認するのが良いでしょう。

Key Resultの具体例

ここでは、OKRを導入しているウォンテッドリー株式会社にあったチーム、Discover Squadが立てたOKRを、Key Resultの具体例として紹介します。

Discover Squadとは、Wantedly社が提供するアプリの機能を開発していたチームです。Discover Squadは以下のOKRを設定して、業務に取り組んでいました。

  • Objective
    • シゴトでココロオドル状態をもっと多くの人に知ってもらうことでエンゲージメントを高める
  • Key Result
    • 滞在時間を20%伸ばす
    • コンテンツの閲覧数を50%増やす
    • Discover経由で応募する人を30%増やす
    • コンテンツを毎日80%更新されるようにする
    • 毎週1回新しい要素を実験する

「増やす」とあることから、上3つに関しては価値ベースのKey Resultであることがわかります。またどのKey Resultも数値によって表現されることで、わかりやすくなっています。

一方でこのOKRはKey Resultが5個と、少し多めです。これに関してDiscover Squadのリーダーだった森脇健斗さんは、以下のように述べています。

振り返ると、少しKey Resultが多いように感じます。下の二つは、少し行動目標っぽくなっているので、Key Resultとして入れなくてもよかったかもしれないです。やはり3つくらいがベストだと思います。

【参照】SquadとOKR – 開発チームが無駄なく高い成果を出すために大事にしていること | Wantedly Engineer Blog

OKRの他の例を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【参照】OKRの目標例とは?ポイントや注意点を紹介します – Resily – 法人向けクラウドOKRサービス

価値ベースで目標に直結するKey Resultを!

この記事では、OKRにおけるKey Resultの概要や設定時のポイントをご紹介しました。まずは目標を元に、「〜を数%増やす/減らす」といった表現を使ったKey Resultを設定してみましょう。



OKRを簡単導入して運用する仕組みResily(リシリー)

【PR】働き方改革にはOKRの導入がキーになる

OKRを導入することで全社のベクトルを合わせた目標設定ができ、無駄を排除して効率的な企業活動を実現できます。
クラウドOKRサービスのResilyは、OKRフレームワークを簡単に進めていくための型を提供し、運用負荷を削減します。
会社全体が1つのチームになり、アクション改善の判断に必要な情報共有がスムーズに進みます。
ご興味ご関心がありましたらお気軽にお問い合わせください。

うまくいく会社の目標設定・運用の仕組みをクラウドで - クラウドOKRサービス「Resily」