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【エンジニア版】OKRの運用事例3選!導入時のポイントも紹介します


「会社でOKRを導入したいけれど、エンジニアチームにおいてOKRはどう運用されるべきなのだろう」と思っている方。

この記事では、エンジニアに関してOKRによって得られるメリットやOKRの運用事例をお伝えします。エンジニアチームにおけるOKR導入や運用に悩んでいるあなたに、おすすめです。

そもそもOKRとは?

OKR(Objectives and Key Results)とは、目標を管理する方法の1つです。OKRの特徴は2つあります。1つは最終的な達成度が60~70%になりそうなストレッチゴールを設定することで、従業員の成長を促す点。もう1つは会社のゴールをもとにチームと個人のゴールを設定することで、従業員全員が一丸となることを促す点です。

OKRはインテルやGoogleなど、アメリカの企業で主に導入されています。日本発の企業の導入事例としては、フリマアプリ「メルカリ」などを提供している株式会社メルカリや名刺アプリ『Eight』などを提供しているSansan株式会社があります。

OKRそのものについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

OKRとは?メリットや流れ、導入事例をご紹介します。 – Resily – 法人向けクラウドOKRサービス

OKRによって得られるメリット2つ

エンジニアに限っていえば、以下の2つのメリットを得られるのが大きいです。

開発効率がアップする

OKRによって開発効率がアップする理由は2つあります。1つ目の理由は前述の通り、従業員の成長です。各従業員の技術力が上がれば、1時間あたりに生み出せる進捗も大きくなるでしょう。

2つ目の理由は、業務に優先順位がつけられるため。OKRでは、設定した目標や成果指標に影響しやすい業務を進めることが求められます。目標達成につながる、つまり注力すべき業務が明らかになるため、開発効率がアップするのです。

エンジニアの方向性を組織全体の方向性に合わせることができる

OKRは、以下の順番で設定されます。

  • 組織全体のOKR
  • 部署やチームのOKR
  • 個人のOKR

つまり、全体のOKRから下位のOKRは導かれなくてはなりません。したがってOKRによって、エンジニアそれぞれやチームの進むべき方向性を組織全体の方向に合わせることができます。

エンジニアがいるチームにOKRを導入するときのポイント3つ

OKRをスムーズに運用するために、導入時のつまずきは出来るだけ無くしたいもの。ここでは、エンジニアがいるチームにOKRを導入するときのポイントを3つご紹介します。

OKRの概念を各従業員に理解してもらう

従業員全員に納得感がなければ、新たな制度の積極的な運用はできません。まずは従業員にOKRを説明し、従業員から質問を受ける場をつくりましょう。

従業員に対する説明について、Sansan株式会社はOKR導入時に、元Googleの方からOKRを教えてもらいました。

実際に、元Googleの方に来てもらって、コーチングをしてもらったんです。みんなやっぱり「元Googleの経験者から教えてもらえれば、理解も深まる」と納得して導入できました。

【参照】自ら「働き方の革新」に挑むのがSansan流。OKRによる目標管理や社内SNS運用を紹介 | SELECK [セレック]

他にもスライドなどによって、従業員のOKRに対する疑いを事前に無くしておくことがおすすめです。

OKRを人事評価に直接結びつけない

OKRの達成度を人事評価に結びつけてしまうと、OKRは効果を十分に発揮できません。高評価につながりやすい、つまり達成しやすい目標を従業員が設定してしまうためです。

メンバーが安心して高い目標を設定できるように、OKRの達成度をそのまま評価に反映させないようにしましょう。

OKRと人事評価に関連して、メルカリでは実績に加えて「技術力の成長」を評価しています。「技術力の成長」を評価することで、従業員が高い目標を設定することを後押ししているわけです。

【参照】スマニュー、アカツキ、Retty、メルカリが語るエンジニア評価の最前線 | mercan (メルカン)

OKRを習慣化する

OKRを習慣化させることで、常に目標達成に重点を置いた業務の進行ができるようになります。例えば週の終わりにはウィンセッションでコードやプログラムを見せ合い、士気を高め合うとよいでしょう。

OKRの運用事例3選

ここではOKRの運用事例を3つ、ご紹介します。

株式会社マイベスト

東京都中央区にある株式会社マイベストは、1つのチームが会社のあらゆるサービスを開発・保守しています。

その開発チームはブレインストーミングをした末に、UXの向上としての表示速度UPをOKRに設定しました。

「ユーザーがサービスを快適に使えるようにしたい」という想いがメンバーにあったのと、表示速度はあらゆるアプリやWebサービスにおいて普遍的な課題であったためです。

OKRに表示速度を設定した結果、マイベストの開発チームはレビューの際に表示速度をより強く意識するようになりました。

【参照】開発チームのOKRが表示速度になるまでのプロセスとその後 | Engineer

Wantedly株式会社のDiscover Squad

東京都港区にあるWantedly株式会社は、「シゴトでココロオドル人をふやす」を全体のミッションとして活動しています。そしてDiscover Squadとは、Wantedlyが提供しているサービス「Wantedly Visit」のある機能を開発していたチームです。

Discover Squadは、以下のOKRを設定して活動していました。

  • Objective
    • シゴトでココロオドル状態をもっと多くの人に知ってもらうことでエンゲージメントを高める
  • Key Result
    • 滞在時間を20%伸ばす
    • コンテンツの閲覧数を50%増やす
    • Discover経由で応募する人を30%増やす

(後略)

【参照】SquadとOKR – 開発チームが無駄なく高い成果を出すために大事にしていること | Wantedly Engineer Blog

ポイントはObjectiveが全体のミッションに関わるものである点と、設定された数値にはそれぞれ根拠があることです。また実際に開発を進める際は、すばやい仮説検証を繰り返すようにしました。

ちなみにWantedly全体では、OKR管理ツールとして15Fiveを使用しています。15Fiveで1on1のアジェンダを作り、1on1ミーティングを効率的に進めているのです。

マッチングッド株式会社

東京都港区にあった会社、マッチングッド株式会社の開発部は、1on1ミーティングの末に「開発効率をあげる」という目標と「半年間のGitHubのプルリクエスト数をXX以上にする」という成果指標を設定しました。

ポイントは成果指標の決め方。まず1日単位で達成できそうなリクエスト数を設定し、それをもとに半年間の総リクエスト数を算出しました。

【参照】エンジニア向けOKRの設定法 | DIO

エンジニアの理解を経たOKR運用を!

この記事では、エンジニアがいるチームにOKRを導入する際のポイントや運用事例を紹介しました。エンジニアに限ったことではありませんが、上の意向だけで進められる制度は形骸化しがちです。

まずはエンジニアに対してOKRを説明する場を設けて、エンジニア全員が納得してOKRを運用できる体制を整えましょう。



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