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Japan(日本)におけるOKRとは?障壁や事例を紹介


「シリコンバレーの企業が導入しているOKR、興味があるけどどうなのだろう。日本企業が導入してもうまくいくのかな」と思っている方。

この記事では日本でOKRが注目されている理由や陥りがちな失敗、そしてOKRを導入している日本企業の事例をご紹介します。

日本におけるOKRをおおまかに理解しましょう。

OKRとは

OKRとは会社、部門、個人といった階層ごとにO(意義・ビジョン・戦略)を設定してから、Oを達成するための具体的なKR(KPI やビジョン達成の鍵となる成果)を決定し、階層ごとのOKRを全社で有機的に連携する管理手法です。

OKRを導入する事により全社的な方向性の統一や従業員のモチベーションアップ・生産性向上が見込めるのです。

OKRそのものについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

OKRとは?メリットや流れ、導入事例をご紹介します。

日本においてOKRが注目されている理由

昨今OKRに注目している日本企業が増えています。

それは以下の理由によるものです。

OKRを導入した事で急成長した企業の存在

intelやGoogle、そしてメルカリなど大成功を収めた企業はOKRを導入しています。

メルカリなどは社員数30人ほどの時点で導入し、急成長を達成しました。OKRには巨大な実績があるのです。

生産性と創造性

OKRを導入することで会社のゴールが明確に定められて、チームや個人が一丸となって取り組む事が出来るようになります。

ゴールがない組織は何をして良いかわからないので必ず保守的になり、創造的な仕事が出来なくなります。

OKRは社員を上から管理するシステムではなく、本質的にはボトムアップを促します。

コミュニケーションの活性化

2016年にProFuture株式会社が行った調査によると、調査に応じた229社のうち約8割の企業が、コミュニーケーションに課題がある、と答えました。

有効なコミュニケーション促進施策は何か /「社内コミュニケーションに関する調査」結果報告 – HR総研 | 人事のプロを支援する | HRプロ

OKRでは、MBOなどよりも頻繁な見直しや週次の1on1ミーティングが奨励されています。したがってOKRを導入することで、社内のコミュニケーションを活性化できるのです。

目標「による」管理の必要性

日本における目標管理制度としては、MBO(Management by Objectives)が有名です。MBOはもともと、目標「によって」組織を管理する方法でした。

しかし日本におけるMBOはもはや別物です。組織を管理することではなく、人事評価を目的として「目標を」管理するツール(Management of Objectives)になってしまったのです。

OKRにおいて、個人の目標は組織の目標から導かれます。そして目標がKPIで管理され、OKR達成を最優先事項として業務が見直されます。つまりOKRによって目標「による」組織の管理が可能になるのです。

日本企業がOKRを導入する際の障壁や陥りがちな失敗3つ

適切に運用できれば効果を発揮するOKRですが、導入すれば必ず上手くいくものでもありません。ここでは、日本企業がOKRを導入する際の障壁や陥りがちな失敗を3つご紹介します。

Oが大胆なものにならない

日本企業の多くはMBOによって、100%達成しそうな目標を設定することに慣れています。そのためOを大胆なものにさせにくいのです。

達成可能だと予想がつく目標を立てても創造性が喚起さないので大きな成長は見込めません。

対策としては、「立てた目標を100%達成できなくてもいい。ワクワクする、大胆な目標を設定しよう」と従業員に思ってもらうのが重要です。

OKRの達成度を評価と直結させないことや、1on1ミーティングなどによって、従業員の心理的安全性を高めるのがよいでしょう。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

OKRの目標設定の方法とサンプルについて【事例】

OKRの情報が比較的少ない

OKRが日本で知られるようになってから、まだそれほどたっていません。そのせいか、OKRに関する日本語の情報は多くはありません。そのため導入、運用時に「OKRの正しい運用方法を探したいが、日本語の資料がない」と思うケースも少なくないでしょう。

対策としては、以下の3つがあります。

  1. 本を読む
  2. セミナーに行く
  3. コンサルティングを受ける

まず本にはOKRに関する情報が体系的にまとめられているため、インターネットで調べるよりもスムーズにOKRを理解できます。OKRに関する本について、以下の記事でおすすめの本を紹介しています。ぜひご覧ください。

OKRを学べるおすすめ本を紹介します!現場に活かすためのポイントとは?

次にセミナーでは、OKRに関する実践的な知識を得ることができます。

セミナーをうけるメリットやデメリットについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

OKRのセミナーに参加するメリットとデメリット|無駄にしないためのポイントも解説

 

弊社も導入や運用改善をサポートするコンサルティングサービスを提供しています。

【参照】Resilyサービス概要 – Resily – 法人向けクラウドOKRサービス

コミュニケーションがうまく取れていない、オープンでない

日本企業の中には、部署間の連携が取れてない、あるいは部下が上司に本音を伝えられてない、といった企業があります。OKRにとって、コミュニケーションは要です。コミュニケーションがあまりない企業では、OKRはうまくはいきません。

対策としては、従業員と経営者層による定期面談やレクリエーションの機会を設けるのがおすすめです。

日本企業のOKR導入事例3選

メルカリを含めて、OKRを導入して成功している日本企業はいくつかあります。ここではOKR企業の導入事例を3つ紹介します。

メルカリ

株式会社メルカリは、従業員50~100人のタイミングでOKRを導入しました。

OKRを導入した目的は、マネジメント層と従業員の目標によるつながりを強くすることと、従業員にも経営者に近い視点を持ってもらうことの2つです。

ミッションと、「Go Bold(大胆にやろう)」といったバリューに基づいて、メルカリはOKRを設定しています。

ココナラ

スキルシェアサービス「ココナラ」などを提供している株式会社ココナラは、2016年9月にOKRを導入しました。OKR導入の目的は会社と個人の目標につながりを持たせ、その結果を定量的に評価するためです。

個人のOKRをトップダウンで設定しているのがココナラのOKRの特徴です。

Sansan

名刺アプリ「Eight」などを提供しているSansan株式会社は、OKRを2015年12月に導入しました。OKRの成果指標(Key Result)は定量的であることが求められますが、一方で定量を追いすぎないことを重視しています。

海外の企業を含めて他の事例も知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

OKRの具体例5選。運用のポイントを事例とともに紹介

試行錯誤を繰り返してOKRの改善を!

この記事では、日本におけるOKRについて紹介しました。繰り返しになりますが、OKRは導入すればすぐ効果が出るものではありません。特に導入直後は、失敗した、と感じることもあるでしょう。失敗と試行錯誤を前提に導入を検討するのがおすすめです。

まずはOKRの導入に成功している企業と自社の違いを把握して、自社でもOKRが効果を発揮できるかを確認しましょう。



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