個人におすすめの目標管理アプリ5選 | 目標管理ツールとの違いも解説BLOG

 2023.8.31

「目標を達成したいけど、モチベーションが続かない」

「チーム内の目標を適切に管理したい」

と悩んでいませんか?

そのような方には、目標管理アプリがおすすめです。アプリで自身の目標を可視化することでやる気や目標達成へのスピードが向上します。

この記事では、おすすめの目標管理アプリを紹介します。

目標管理のフレームワークや、目標管理アプリとツールとの違いについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事の執筆者について

「Resily」は目標管理のフレームワークOKRのクラウドツールを170社以上に提供しています。国内企業における目標管理に携わったノウハウを基に記事を執筆しています。

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目標管理とは?

目標管理とは、個人や組織が高い成果をあげるために作られたマネジメント手法です。会社の目標達成や競争力向上のために、さまざまな企業で行われています。

目標管理によって、達成するためのタスクの進捗を可視化でき、生産性の向上やモチベーションの維持に効果があります。

会社では、社員の目標を人事評価に取り入れているケースが多いです。目標の達成度が評価基準となるため、社員が納得できる評価を受けられます。

目標管理の手法には種類があり、企業によって目標管理のフレームワークや使用するツールが異なります。

目標管理で使われるフレームワーク

目標管理の手法として以下のフレームワークがよく使われています。

  • MBO
  • OKR

それぞれについて詳しく解説します。

MBO

MBOとは、「Management by Objectives」の略で、組織の目標を達成するための手法です。

組織の方針にリンクした目標を社員が設定し、それを達成するために業務を推進する仕組みになっています。自ら目標を設定することによって、社員の仕事に対するやる気が向上します。

目標達成のために自発的に行動する必要があることから、自己管理スキルを身につけられるのもメリットです。

また、設定した目標が評価基準になるため、人事評価が明確になります。

MBOでは、目標は数値化したものを設定するので、上司にとっても評価を行いやすいです。公平な評価が行えるため、社員の納得度も高まります。

ただし、社員が目標未達によって低い評価を受けると感じ、自分の能力よりも低い目標を設定するおそれがあります。

MBOについてより詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

目標管理(MBO)とは?メリットやデメリット、運用の流れを紹介します。

OKR

OKRとは「Objectives and Key Results」の略で、会社や組織の目標を主体にしたフレームワークです。

Objectiveである「会社や組織の目標」と、Key Resultである「目標達成のための成果指標」で構成されています。

Objectiveの目標は定性的で、チームの士気が上がるような目標を立てます。組織に浸透するよう、シンプルでわかりやすい目標が一般的です。

Key Resultでは、定量的で具体的な目標で、個々の社員の目標として挑戦してもらいます。少しレベルが高いものの、60~70%の成果が得られる目標にするのがOKRならではの特徴です。

OKRを行うことで、社員全員が会社の目標に向けて行動できるようになり、組織力が向上します。目標達成のために「何を行えばいいか」を社員自ら考えて行動できるようになることもメリットです。

OKRはGoogleやメルカリのような大企業も取り入れています。より詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

OKRとは?Google採用の目標管理フレームワークを導入事例を交えて紹介。KPIやMBOとの違いも解説

目標管理アプリと目標管理ツールの違い

目標管理をサポートするアイテムとして、「目標管理アプリ」と「目標管理ツール」があります。

アプリとツールの違いについて、特に明確な基準はありませんが、この記事では以下のように定義します。

  • 目標管理アプリ:個人のタスクや目標を効率的に管理するもの
  • 目標管理ツール:組織が目的を達成するために、社内や部署の目標を効率よく管理できるもの

目標管理アプリは、個人向けに作られたアプリで、タスク管理や進捗確認など目標達成のための機能が備わっています。組織で共有できるものもあり、プロジェクトの進捗を複数人で管理することも可能です。

目標管理ツールは、組織に向けて作られたツールです。社員全員が目標を意識し、行動できるように促します。ツールによっては、人事評価の機能もあります。

【to B向け】おすすめの目標管理ツール3選

おすすめの企業向け目標管理アプリについて、以下の3つを紹介します。

  • Resily
  • CYDAS PEOPLE
  • Goalous

それぞれ便利な点について詳しくお伝えします。

目標管理に有効なOKRツールについて詳しく知りたい方は、こちらをダウンロードして読んでみてください。

Resily

ツール名Resily
運営企業Resily株式会社
初期費用無料
月額費用1ユーザー1,500円~(1ユーザーから利用可能)
特徴組織の目標を可視化できる社員が主体的に動ける組織作りをサポート導入~運用までのサポートが手厚く、はじめてOKRを採用する企業も安心
無料トライアルの有無20日間の無料トライアルあり

ResilyはOKRを適切に運用できる目標管理ツールです。

組織の方針と達成するための目標を共有でき、社員全員の方向性を統一できます。

Key Resultに記載している目標指標の優先順位を常に閲覧でき、社員が「何をすべきか」を考え、主体的に動けるようになります。

社員間でもお互いの業務内容を認知しやすくなり、コミュニケーションの活性化や業務スピードの向上に有効です。

サポート体制が手厚いのもResilyならではの特徴です。導入から運用まで担当者がさまざまな提案をして、会社にOKRが浸透するよう支援します。

はじめてOKRを人事評価に採用する企業でも安心して使えます。

CYDAS PEOPLE

ツール名CYDAS PEOPLE
運営企業株式会社サイダス
初期費用*
月額費用*
特徴人材のデータを一元管理適切な人材配置が可能さまざまな人事評価に対応
無料トライアルの有無なし

*CYDAS PEOPLE公式サイトの料金シミュレーションにて、費用の確認ができます。

CYDAS PEOPLEは、人材のスキル、業績、評価などの情報を一元管理できる目標管理ツールです。

業務上必要な人材情報を検索・閲覧でき、収集したデータから分析を行えます。適切な人材配置に貢献し、人材のパフォーマンスを最大限に発揮できます。

目標管理はスマホやタブレット端末でも可能です。社員がいつでも目標や進捗を確認しながらタスク管理できるため、スムーズに業務を行えます。

掲示板機能によって、組織内でのコミュニケーションを活性化させます。MBOやOKR、360度評価、1on1などの人事評価に対応しており、自社に合わせたカスタマイズが可能です。

Goalous

ツール名Goalous
運営企業株式会社Colorkrew
初期費用-
月額費用30,000円~
特徴SNS機能による組織のモチベーション向上の効果があるメッセージ機能によってコミュニケーションが円滑になる目標の浸透によって組織に一体感が生まれる
無料トライアルの有無15日間の無料トライアルあり

Goalousは、OKRを採用したSNS型目標管理ツールです。

個人とチームの目標を紐づけることで、組織の方向性をまとめられます。

フォトアクションという機能があり、Twitterのように写真とメッセージを投稿できます。今取り組んでいる業務や目標の達成度を発信できるため、組織全体のモチベーション向上に効果的です。

チャットのように使えるメッセージ機能もついており、社員間でのコミュニケーションを円滑に行えます。

オプションで評価機能も搭載できます。OKRによって、評価内容を社員全員が把握できることから、納得感のある評価が可能です。

【to C向け】おすすめの目標管理アプリ5選

おすすめの個人向け目標管理アプリについて、以下の5つを紹介します。

  • Trello
  • backlog
  • Today
  • Todoist
  • Google Keep

それぞれ、機能や特徴を詳しく解説します。

Trello

ツール名Trello
運営企業アトラシアン
初期費用無料
月額費用Free:無料Standard:5米ドル/1ユーザーPremium:10米ドル/1ユーザーEnterprise:17.5米ドル/1ユーザー(人数によって割引あり)
特徴かんばん方式によってタスクの一覧性が高いスライド操作でタスクカードの整理が簡単タスクの共有による進捗の確認が可能
無料トライアルの有無PREMIUMのみ2週間のトライアルあり

Trelloはかんばん方式を採用した目標管理ツールです。タスクカードに目標やTo Doを記入することで、進捗、期限などを視覚的に確認できます。

タスクカードは1画面に複数作成でき、スライドすることでタスクの優先順位を簡単に変更できます。

クラウド型のアプリのため、インターネットさえあればどこでも利用できるのもメリットです。スマホやタブレット端末でも利用できます。

複数人でのプロジェクト管理にも最適です。タスクを共有することで、進捗やプロジェクトのトラブルを可視化できます。

プランによって、使用できる機能や容量が変わります。

backlog

ツール名backlog
運営企業株式会社ヌーラボ
初期費用無料
月額費用スタータープラン:2,640円スタンダードプラン:12,980円プレミアムプラン:21,780円プラチナプラン:55,000円
特徴ガントチャートによる進捗管理ファイルや情報の共有が可能ITエンジニア向けの機能も充実
無料トライアルの有無30日の無料トライアルあり

Backlogは、あらゆる業界に対応した目標管理アプリです。ガントチャート機能によって、プロジェクトの進行度合いを定量的に見られます。複数人で期日内に目標を達成するのに非常に有効です。

プロジェクトごとにファイルの共有やチャットできる機能を搭載しているのも特徴です。Wikiという機能を使えば、チーム内の課題や議事録などの文書を簡単に共有できます。認識のズレ防止に最適です。

他にも、エンジニア向けのプロジェクトのバグ管理システムやソースコードの管理ツールであるGitも使用できます。

プランによって、機能や共有できる人数、データの容量が変わります。

Today

ツール名Today
運営企業TASUKERU株式会社
初期費用無料
月額費用基本パック(5ユーザーまで):4,950円6ユーザー以上:660円/ユーザー
特徴シンプルな操作画面活動記録の共有による組織力の向上SLLによる強固なセキュリティ対策
無料トライアルの有無なし

Todayはダッシュボードごとに目標管理できるシンプルなTo Doリストアプリです。

目標をカードに記入して、日々記録を行えます。目標設定と活動記録の2画面で目標管理を完結でき、シンプルな操作で誰でも活用できます。

チームの目標達成にも有効です。活動記録を共有することで、プロジェクトの進捗状況を確認できます。組織全体のモチベーションを向上させる効果もあります。

SSLによる暗号化やAWSを用いており、強固なセキュリティ対策を行っているため安全性が高いです。

Todoist

ツール名Todoist
運営企業doist
初期費用無料
月額費用無料プラン:0円プロ:448円ビジネス:678円/1ユーザー
特徴膨大な量のタスクから優先度の高いものを一目で確認できるリマインダーによって大事なタスクを忘れないようにできる組織でのタスク共有、社員間でのコミュニケーションを行える
無料トライアルの有無30日の無料トライアルあり

Todoistはタスクの進捗状況をグラフで可視化できる目標管理アプリです。

タスク管理については、ボードで優先順位やラベルを設定することで「何をすべきか」が一目でわかります。膨大な量のタスクがあっても、重要なタスクを見つけやすい点がメリットです。

共有のしやすさもTodoistならではの特徴です。社員へのタスクを依頼したり、コメントやタスク完了通知を行ったりできます。

プランによって利用できる機能が異なります。

Google Keep

ツール名Google Keep
運営企業Google
初期費用無料
月額費用無料
特徴無料ながら、充分なタスク管理機能が搭載音声入力による入力が可能共有によるタスクの振り分けも可能
無料トライアルの有無-

Google Keepはメモアプリですが、目標管理ツールとしても利用できます。無料でシンプルな機能でありながら、管理ツールとして充分使えます。

Google Keepでは、目標達成のためのタスクカードを作ることが可能です。ラベルによる分類や優先度の高いタスクの並べ替えもできます。音声入力機能もあり、タイピングより早く入力できるため、生産性向上の効果もあります。

複数人でのメモの共有も可能です。タスクの振り分けや情報共有を行えます。スマホやタブレット端末にも対応しており、インターネットが繋がりさえすれば、時間・場所関係なく使えます。

個人の目的にあった目標管理アプリを使おう

目標管理は目標を達成するための管理手法です。

アプリやツールを用いることで、目標の進捗を可視化でき、モチベーションや生産性の向上を実現します。

目標管理のアプリはリリースしている会社によって機能がさまざまです。複数人で目標やタスクを共有できるサービスやプロジェクトごとにできるサービスなどがあります。

無料で使えたり、無料トライアルで一定期間利用できたりするアプリも多いです。

あなたにぴったりの目標管理アプリがみつかるよう、いろいろなアプリを試してみてください。

OKRの導入と運用をカンタンにしたいならResily

Resily」は国内ツールで唯一OKRに特化したものです。ドラッグ&ドロップでOKRツリーの作成ができ、進捗状況の更新リマインドやチャットツールへの通知などOKRを効率的に運用するための機能が充実。

スプレッドシートやExcelなどでOKRを管理しているけど不便さを感じている、もっと効率的に運用したい、というお悩みをズバリ解決してくれるツールになっています。

他のツールとの違いはOKR特化でOKR関連の機能が充実している点です。タレントマネジメントや人事評価の機能がメインのツールはOKR管理はオプション機能のため、OKRでマネジメントを革新したい!という方には物足りないと感じてしまうかもしれません。

チームや組織のマネジメントの中心にOKRを置きたい、浸透させたいという方にはResilyがおすすめです。

ResilyはSansan株式会社やみんなの銀行など全社的にOKR導入に取り組んでいる企業を中心に170社以上の導入実績があります。

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Resilyは20日間無料でツールのすべての機能を試すことができます。クレジットカード登録や商談なしで試すことができるのでまずは使ってみましょう。サンプルOKRが最初から入っているため、これからOKRを始めたいという方でも利用イメージがつかめるようになっています。

また無料アカウント開設された方には無料で30分間の面談も行っています。今行っているOKRの診断やResilyの活用方法などお気軽にご相談いただけます。

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