組織開発の次なるステップ!OKRツールでビジネスを変革しようBLOG

 2024.4.3

Resily OKRブログ「組織開発の次なるステップ!OKRツールでビジネスを変革しよう 」Resily OKRブログ「組織開発の次なるステップ!OKRツールでビジネスを変革しよう 」

組織開発は、現代のビジネス環境で成功するために不可欠な要素です。企業が持続可能な成長を達成し、競争力を維持するためには、組織の効率性や生産性を向上させることが必要です。

その中で、OKR(Objectives and Key Results)ツールは、組織開発において極めて重要な役割を果たしています。この記事では、なぜOKRツールが組織開発において重要であるのか、そしてBtoB企業が成功するためにどのように活用できるかについて探っていきます。

OKRの重要性

まず、OKRがなぜ組織開発において重要なのかを理解するために、OKRの基本概念を振り返ってみましょう。OKRは、目標(Objectives)と重要な結果(Key Results)を設定し、それらを追跡・管理するためのフレームワークです。このフレームワークを用いることで、組織全体が共通の目標に向かって一体となり、業績を改善する方向に向かって努力することが可能となります。

では、なぜOKRツールがそのような効果をもたらすのでしょうか。まず第一に、OKRツールは目標設定と進捗管理を効率化し、組織全体の透明性と責任の明確化を促進します。各従業員が自身の目標と貢献度(=自分の役割)を把握しやすくなることで、組織全体の方向性に対する理解と共感が生まれます。さらに、定期的な進捗レビューやフィードバックを通じて、組織がスピーディに課題を把握し、必要な修正を加えることができるようになります。

次に、OKRツールは組織内のコラボレーションと情報共有を促進します。従業員が共通の目標に向かって協力し、情報をオープンに共有することで、チーム間の壁がなくなり、イノベーションや問題解決能力が向上します。また、OKRツールはリアルタイムでのデータ分析や可視化を可能にするため、意思決定をデータに基づいて行うことができ、より効果的な戦略立案が可能となります。

組織内での活用方法

企業がOKRツールを活用するためには、いくつかのポイントを考慮する必要があります。

まず、企業は顧客満足度や売上成績などのKPI(Key Performance Indicators)を設定し、それらをOKRとして明確に定義することが重要です。そして、それらのOKRを達成するための具体的なアクションプランを策定し、従業員全体がその達成に向けて努力するよう促します。

さらに、顧客のニーズや要望を把握し、それに応えるための取り組みをOKRとして明確化することで、顧客満足度の向上や顧客ロイヤルティの強化につながります。

たとえば、なぜニーズや顧客の声を収集するのか、それたを収集した後にどうなりたいか・どうしたいか(世界観)をObjective(定性目標)とし、どのように収集するのか(方法の決定)や、目標のレビュー数などをKey Result(成果の進捗指標)とします。

企業はOKRを活用し、顧客とのコミュニケーションやフィードバックを迅速かつ効率的に収集し、製品やサービスの改善に活かすことができるようになります。

最後に、BtoB企業がOKRツールを活用する際に注意すべきポイントを挙げておきましょう。まず、OKRはあくまで目標達成のための手段であり、目標そのものではありません。したがって、目標設定の際にはSMART(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)の原則を適用し、具体的かつ実現可能な目標を設定することが重要です。また、OKRは柔軟性を持って運用されるべきであり、必要に応じて修正や調整が行われるべきです。

組織開発においてOKRは非常に重要な役割を果たします。OKRを活用することで、組織全体の透明性や責任の明確化が促進され、チーム間のコラボレーションや情報共有が強化されます。特に企業は、顧客との関係を強化し、ビジネスパフォーマンスを向上させるためにOKRを積極的に活用することが重要です。


OKRの素晴らしい効果を理解された企業では、OKRの導入検討を始めることでしょう。

その際、Excelでの管理でも上手くいくと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、残念ながら、OKRの運用においてExcelなどの一般的なツールではうまくいかないことがあります。その理由について、Resilyにこれまでご相談いただいたケースからご紹介します。

OKRがExcelではうまくいかない理由

Excelなどの一般的なツールを使用してOKRを運用する際には、いくつかの課題が生じる可能性があります。

データの一元化と可視化の難しさ

Excelでは複数のシートやファイルに情報が分散しやすく、全体像が見えにくい場合があります。また、データをリアルタイムで共有・更新することが難しいため、組織全体での透明性や情報共有が十分に行われない場合があります。

自動化と通知機能の不足

Excelでは自動化や通知機能が限られており、進捗の追跡や期限の管理が手動で行われるため、作業効率が低下する可能性があります。(入力したかどうかのログを確認する作業に丸1日を費やしたなどのお声もいただきました。)


また、OKR運用期間ごとにExcelのシートを作成し直したり、組織の変更によってゼロから作ったりする作業が都度発生します。場合によってはシートを整える作業に数字を費やします。
特に大規模な組織やプロジェクトでは、これらの機能が欠かせません。

柔軟性の不足

Excelでは目標やKey Resultの関連付けや階層化が難しいため、複雑な目標体系を構築することが困難です。組織の戦略や目標が変化する場合にも、柔軟に対応することが難しいです。

なぜOKRツールが必要なのか

OKRツールは、上記のExcelなどの一般的なツールでは解決が難しい課題に対処するために設計されています。

データの一元化と可視化

OKRツールはデータを一元化し、リアルタイムで可視化することが可能です。組織全体での透明性が高まり、意思決定が迅速かつ正確に行われます。

自動化と通知機能

OKRツールは自動化や通知機能を備えており、進捗の追跡や期限の管理を効率化します。従業員は自身の責任範囲や進捗状況を容易に把握し、タイムリーなアクションを取ることができます。

柔軟性と拡張性

OKRツールは柔軟性が高く、さまざまな目標体系や組織構造に対応することができます。また、拡張性があり、組織の成長や変化に柔軟に対応することが可能です。

組織開発においてOKRツールは不可欠なツールとなっています。Excelなどの一般的なツールでは解決が難しい課題に対処するために、OKRツールが活用されています。特にBtoB企業は、顧客との関係強化やビジネスパフォーマンス向上のために、OKRツールを積極的に活用することが重要です。組織の目標設定から実行まで、OKRツールは組織開発のあらゆる段階で効果的な支援を提供します。

OKRに特化したツール「Resily」とは?

「Resily」は国内ツールで唯一OKRに特化したものです。直観的なマウス操作でOKRツリーの作成ができ、進捗状況の更新リマインドやチャットツールへの通知などOKRを効率的に運用するための機能が充実。

スプレッドシートやExcelなどでOKRを管理しているけど不便さを感じている、もっと効率的に運用したい、というお悩みをズバリ解決してくれるツールになっています。

他のツールとの違いはOKR特化でOKR関連の機能が充実している点です。タレントマネジメントや人事評価の機能がメインのツールはOKR管理はオプション機能のためOKRでパーパース実現に向けてしっかり取り組んでいきたいとお考えの方には、物足りない部分があるかもしれません。

ResilyはSansan株式会社やみんなの銀行など全社的にOKR導入に取り組んでいる企業を中心に170社以上の導入実績があります。

Resilyは20日間無料でツールのすべての機能を試すことができます。クレジットカード登録や商談なしで試すことができるのでまずは使ってみましょう。サンプルOKRが最初から入っているため、これからOKRを始めたいという方でも利用イメージがつかめるようになっています。

ResilyのOKR画面

またResilyでは、100名様以上でのOKR導入をご検討の企業様向けに、専任のカスタマーサクセスがOKR導入から社内への定着までを支援する「運用サポートプラン」を提供しております。トライアルでResilyを体験した後に、自社での導入をご検討される場合は、ぜひこちらまでお気軽にご相談下さい。

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