OKRのテンプレート・フォーマット4選!ポイントも紹介します

更新日: 2022年6月2日

「OKRを導入したいが、具体的にどうやったらいいのかわからない。」
「良いテンプレートやフォーマットはないものかな。」

と思っている方も多いのではないかと思います。

OKRを導入するしている企業も年々増えており、成功事例なども多く見られます。現在導入を考えている企業の方も多いかと思いますが、初導入の際はゼロからOKRの項目を組み立てていく必要があります。

全てを作っていくのは時間と手間がかかるので、テンプレートやフォーマットを活用するのが効率的です。

この記事ではOKRを導入、運用するときに利用できるGoogleスプレッドシートなどのサンプルや、OKRテンプレート・フォーマット活用のメリットを紹介します。

OKRのテンプレートやフォーマットを活用して、運用上起こりやすい間違いやミスを未然に防ぐ準備をしておきましょう。

日本企業の人事評価制度にOKRを取り入れる具体的なOKRの基本知識と日本企業が導入を成功させるためのヒントについて、国内140社にOKRを導入したResilyのコンサルタントが詳しくご紹介します。

目次
1. OKRとは?
2. OKRテンプレート・フォーマット活用のメリット
3. OKRのテンプレート・フォーマット
4. OKR導入と運用時のポイント
5. まずミッションを把握した上でOKRの導入を!

OKRとは?

OKR(Objectives and Key Results)とは、目標(Objectives)とそれにひもづく成果指標(Key Results)によって組織を管理する方法です。

会社からチームのOKR、そしてチームから従業員のOKRといった具合に全体から個々のOKRを考えることで、会社と従業員の方向性を一致させることができます。

また、OKRでは目標達成度合いだけでなく、達成までに必要なプロセスを成果指標(Key Results)として事前に設定しておくという特徴があります。そのため、目標を達成するための具体的なアクションが常に明確であり、その成果指標が評価項目になるため、人事評価もオープンになるというメリットがあります。

それだけでなく、OKRには創造性の発揮や業務効率アップなど様々なメリットがあります。

OKRをより効率的に運用する方法、人事評価制度との連携を学びたい方はこちらのまとめ記事も併せてご覧ください。

OKRとは?Google採用の目標管理フレームワークを導入事例を交えて紹介。KPIやMBOとの違いも解説

OKRテンプレート・フォーマット活用のメリット

OKRを運用する上で、テンプレートやフォーマットを活用することにはいくつかメリットがあります。

OKRで最も大事なことは、適切な目標(Objective)と成果指標(Key Results)を設定することです。テンプレートをうまく活用することができれば、初めての導入でもこのような設定をスムーズに行うことができます。

ここでは、OKRテンプレート・フォーマット活用の主なメリットを3つご紹介します。

適切な目標を設定できる

一つ目のメリットは、適切な目標を設定できることです。目標設定といっても、どんな目標でも良いというわけではありません。もし目標が簡単すぎてしまうと、従業員の潜在的パフォーマンスを引き出すことができないかもしれませんし、逆に目標が高すぎても、従業員のモチベーションを低下させてしまう危険性があります。

ただ、OKRの場合、目標に関しては「ストレッチゴール(達成自信度50%程度)」が理想と言われているので、事前にOKR導入の意図をしっかりと従業員に理解してもらった上で運用することが大事になります。また、成果指標(Key Results)に関しては、後々進捗度を評価することを考えて、定量的に測れる数値などで設定することが望ましいです。

このように、OKRを用いて目標を設定する際には、いくつかのポイントに注意しなければなりません。ただ目標を設定してしまうだけでは、OKR導入の意味がなくなってしまいますが、テンプレートやフォーマットを用いることで、このような間違いを防ぐのに役立つことでしょう。

全社での共有が可能

テンプレートを用いることで、社内での共有が容易になります。

前述したように、OKRの特徴の一つは、会社と従業員の方向性を一致させることです。よって、OKRを導入する際には、全社的、あるいは全事業部的のように大きな枠組みで導入することで初めて効果を発揮するのです。OKRでは、会社→チーム・部署→従業員個人といったかたちで、上の階層から順番で目標と成果指標を設定していくことが欠かせません。どこかの部署や個人が単独で導入をしようとしても機能しないものなので、会社全体で導入するといった意識を持つようにしましょう。

ただ、ここで問題なのは、全社レベルで共通認識を持たせたり、考え方を浸透したりするのはそんなに容易ではないということです。ですが、ここで統一のテンプレートがあれば、チームや部署間における認識の相違を防ぎ、共有もよりスムーズに行うことができるでしょう。

マネジメントの効率化

3つ目のメリットは、管理者や人事部がマネジメントを効率化できるという点です。

先ほども述べたように、OKRは全社的に導入をするものですが、チーム・部署と個人のように階層の違いで運用方法が異なることは十分に考えられます。そのような場合、マネジメントを行うのはかなり難しくなるでしょう。

部署や階層によって運用が異なる場合、それぞれのOKRの運用方法を正確に認識した上で評価やフィードバックを行うことが必要です。これによって、管理者側の手間が増えたり、評価方法にブレが生じてしまうことが考えられるでしょう。

しかし、テンプレートやフォーマットを活用することで、このような問題を防ぎ、マネジメントの品質やスピードを高めることが期待できるのです。

OKRのテンプレート・フォーマット

提供形式特徴
Googleスプレッドシート丁寧な利用ガイドあり
PerdooスプレッドシートOKRに関する専門用語の解説あり
Trelloツール内テンプレート 直感的にドラッグアンドドロップでOKRを管理できる
Weekdoneツール&アプリSlack, Google Tasksと連携可能
Resilyクラウドツールツリー状のマップでひと目でわかる。コンサルティング有
おすすめOKR管理ツール5選比較表

テンプレート化されたフォーマットを使うことで適切にOKRを運用しやすくなります。

またはじめてOKRに取り組む場合、テンプレートを見るだけでもOKRがどのような仕組みの中で動くものなのか理解が深まるでしょう。

いずれのテンプレートもObjectivesとそれにひもづくKey Resultsが1つにまとめられており、一目で重要なポイントが分かるようになっていいるのが共通点だと言えます。

Googleによるスプレッドシート

身近なツールだでいうと、Googleのスプレッドシートが便利です。Googleのアカウントさえあれば、誰でも無料で利用することができますし、社内での共有も容易なため、組織内の情報の可視化にも便利です。

その中でも、Googleが提供しているOKR用のテンプレートがあります。GoogleがGoogle re:Workで提供しているスプレッドシートには、チームOKRのスコアカードが記載されています。

このスプレッドシートはGoogle re:Workの利用規約に基づいて、非営利目的に利用できます。

【参照】OKR スプレッドシート - Google スプレッドシート

ただしこれだけ見てもどう使えばよいか分からないかと思いますので、下記のガイドと合わせてチェックしましょう。

【参照】Google re:Work - ガイド: OKRを設定する

Perdooのスプレッドシート

海外の会社ではありますがOKR管理ツールを販売している会社の1つ、Predooも、Googleスプレッドシートのテンプレートを提供しています。

利用するのにお金はかかりません。OKRを管理するためのシートに加えて、OKRに関する専門用語の解説(英語)もついています。

従業員25名程度の、小さなチームにおすすめです。

【参照】A free Google Sheets OKR template to help you manage your goals

Trello

Trelloは、同社が提供するタスク管理ツール「Trello」でOKRを管理する場合のテンプレートを公開しています。

TrelloではGoogleスプレッドシートよりも直感的にドラッグアンドドロップでOKRを管理できるのが特徴です。

また達成したOKRを個別でまとめることができるため、進捗状況が管理しやすくなっています。

普段からTrelloを使っている、あるいはGoogleスプレッドシートは苦手、という会社におすすめです。

【参照】OKRs | Trello

Weekdone

こちらもPerdooと同様、国内だけでなく海外でも用いられているため、日本語版がありません。3人までは無料で利用可能で、それより多くなると人数によって課金が発生します。

週次レポートや目標達成に向けた具体的な計画を紐づけることが可能となっており、テンプレートとしてだけでなく、目標管理全体を行うツールとして活用することもできます。

【参照】OKR Report Spreadsheet Templates

Resily

Resily」はOKR管理の中でも、コミュニケーションの効率化を特に重視しているOKR管理ツールです。加えて部門やチームが掲げる目標が事業の成長につながるかを、Resilyがチェックしてくれる機能も。Resilyは日本経済新聞社やSansan株式会社などが導入しています。1番の特徴として、全体の活動の方針と、進捗、ムードをツリー状のマップにし、ひと目で可視化できます。それを社内の情報プラットフォームとして活用し、個々人に適切なフィードバックを行うことができるようになります、

また、コンサルティングも提供しているため、OKRを堅実に運用したい企業におすすめです。

OKRを効率化するツール「Resily」の特長について詳しく知りたい方はこちら

企業のパフォーマンスを最大化させる優れた目標管理ツール「Resily」は、これまでにOKR運用歴のない企業様でも、懇切な導入コンサルティングのサポートでスムーズな導入、活用が図れます。

OKR導入と運用時のポイント

ここではOKRを効果的に運用するためのポイントを5つ紹介します。

野心的なミッションを持つ

OKRを導入すれば全てがうまくいくというわけではありません。

会社や自分が社会に対して果たすべき使命とは何か、ミッションを明らかにしましょう。

従業員全員が納得してOKRを導入する

経営層から従業員へ押し付けられただけのOKRでは積極的な運用は期待できません。

従業員全員がOKRの効果を知り、OKRに対する疑問点を解消した上で導入しましょう。

OKRの達成度と評価・報酬制度を直結させない

OKRの達成度と評価・報酬制度を直結させると、従業員は野心的な目標を立てることができません。というのも「OKRを達成できなかったら報酬が下がるかもしれない」という不安が残るからです。このような不安がある限り、従業員は達成しやすい、無難な目標を設定してしまうでしょう。

あくまでOKRと評価制度は直結はさせず、他の要素と合わせてプロセスなどを評価するに留めるのがおすすめです。

OKRと人事評価の連携方法についてはこちらの記事も併せてご覧ください。

OKRと人事評価の関係とは?評価制度の例もご紹介します

コミュニケーションをとっておく

Googleの人材育成や組織開発などに関わった経歴を持つピョートル・フェリクス・グジバチ氏は、以下のように述べています。

OKRは、上司と部下にしっかりした関係性が確立していなければ、導入しても根付きません。

【参照】グーグル、メルカリ…イケてる企業が続々採用する「OKR」の威力(ピョートル・フェリクス・グジバチ) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

OKRを会社に定着させるには、従業員間の十分なコミュニケーションが必要なのです。

OKRを導入する前に、部下が上司に本音を言える環境をつくっておくのが大事です。

OKRを運用しながら改善させる

ほとんどの場合、最初からOKRを完璧に運用する事は出来ません。

OKRがなかなか大胆なものにならず、ただのタスクになってしまう可能性もありえます。

「失敗はあって当たり前。運用しながら改善しよう」と考えて運用しましょう。

まずミッションを把握した上でOKRの導入を!

この記事では、GoogleスプレッドシートやTrelloで使えるOKRのテンプレート化されたフォーマットをご紹介しました。

OKRを運用する上でテンプレートは確かに役立つものですが、それさえあればいいわけでもありません。まず自社のミッションをはっきりさせるのが重要です。

無料のOKRテンプレート・フォーマットでは限界がある

また今回紹介したスプレッドシートやTrelloでの管理には限界があります。例えば従業員が100人を超える会社では、スプレッドシートによる管理には手間がかかるでしょう。

そんな時におすすめなのが、OKR管理ツールです。

例えばResilyはOKRを中心に情報をまとめてくれるため、コミュニケーションにかかる負担が減ります。そのためOKRを効率的に運用したいときにおすすめです。

OKRのツールについては「おすすめのOKR管理ツール12選」にて紹介しています。

まずは今回紹介したOKRのテンプレートから、自社に合いそうなものを選びましょう。

OKRの立て方についてお悩みの方のために、Resilyが導入時に実践しているOKRの設計方法や、設計後の運用フローについて詳しく書いた資料を無料で公開しています。

これからOKRを始めたい方や、今運用しているOKRを改善したい方に役立つ資料になっていますのでぜひダウロードしてみてください。

日本企業の人事評価制度にOKRを取り入れる具体的なOKRの基本知識と日本企業が導入を成功させるためのヒントについて、国内140社にOKRを導入したResilyのコンサルタントが詳しくご紹介します。

OKRツールとコーチングで本格導入するならResily

「Resily」は目標の共有・進捗管理、アクションプランの作成などOKRに必要なコミュニケーションを効率的にするコラボレーションツールです。

世界的スタンダードになりつつあるOKRを、日本でも導入を進めるべく立ち上げられました。ツールの提供だけでなく、OKR専門のコンサルティング(コーチング)も行っており、現在大手企業も含め140社以上に導入されています。

OKRの導入を検討中であれば、ぜひ一度お問い合わせください。

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企業のパフォーマンスを最大化させる優れた目標管理ツール「Resily」は、これまでにOKR運用歴のない企業様でも、懇切な導入コンサルティングのサポートでスムーズな導入、活用が図れます。

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