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【人事向け】ムーンショットとは。設定するメリットやポイントを紹介


「ムーンショットって何?」
「ムーンショットにはどんなメリットがあるの?」
「ムーンショットの事例が知りたい!」

と思っている方。

ムーンショットは、達成が難しく独創的ながら、もし実現すれば大きなインパクトとイノベーションを生み出す壮大な目標のことです。ムーンショットを設定することで、飛躍的な進歩を実現することができます。

とはいえ、ムーンショットを理解することは簡単ではありませんよね。

そこで、この記事では、

  • ムーンショットの概要
  • ムーンショットのメリット
  • ムーンショットの設定のポイント

を、お伝えします。

ムーンショットは難しく感じるかもしれませんが、概要を理解するだけならハードルは高くありません。まずはこの記事で、ムーンショットを大まかに理解しましょう。

ムーンショットとは未来から逆算して考える壮大な目標

ムーンショットとは、簡単にいうと「壮大な目標」です。

簡単には実現できない独創的な目標ながらも、実現すれば大きなインパクトとイノベーションを生み出します。

ムーンショットという名前の由来は、アメリカの第35代大統領であるジョン・F・ケネディの言葉です。

1961年に有名なアポロ計画を開始するきっかけとしてケネディ大統領は「1960年代が終わる前に人間を月に送り、無事に帰還させる」という発言をしました。この言葉からムーンショットという考え方が誕生したと考えられています。

月に向かってロケットを打ち上げる行為(ムーンショット)は、無謀とも思われましたが、結果アメリカは1969年に月面着率に成功し、人類史上初となる快挙を成し遂げ大きく発展します。

目標をムーンショットで考えることで飛躍的に進歩する

アポロ計画のように、困難な目標ながらも実現すれば飛躍的な進歩を遂げられる目標がムーンショットにあたります。

目標をムーンショットで考えるメリットは

  1. 視点が高くなり新しいアイディアが生まれる
  2. 常識にとらわれない思考ができるので既存の枠を飛び越えられる
  3. チームワークがよくなり組織に一体感が生まれより大きな成果につながる

ことです。

1.視点が高くなり新しいアイディアが生まれる

ムーンショットは、それまでと同じ活動をしていただけでは達成できない目標です。

そのため、ムーンショットの達成を真面目に考えるようになるとより視点が高くなり、これまでになり新しいアイディアが生まれる可能性が高くなります。

2.常識にとらわれない思考ができるので既存の枠を飛び越えられる

簡単なことばかり行っていると、型にはまった思考にとどまりがちです。

意識的に難しい目標にチャレンジすることで、常識にとらわれない思考につながり、既存の枠を飛び越え新しい発想ができるようになります。

チームワークがよくなり組織に一体感が生まれより大きな成果につながる

大きな目標を向かうことで、人は情熱がかき立てられます。

会社や部署単位でムーンショットを設定した場合、達成に向けて活動する中でチームワークがよくなり、一体感が生まれやすいです。

チームで協力できるので、1人では達成できないより大きな成果を得やすくなります。

ムーンショット型の目標を立てる3つのポイント

ムーンショット型の目標を立てる時のポイントは

  1. 目標に携わる人を夢中にし、奮い立たせるものであること
  2. 根拠のある目標であること
  3. 想像力に富んだ斬新な目標であること

の3つです。

1.目標に携わる人を夢中にし、奮い立たせるものであること

例えば「売上を100万から110万にしよう」という目標では、人はなかなかやる気になりません。

しかしもし「売上を100万から1億円にしよう」という桁外れな目標であれば、気分が高揚し奮い立ちます。

ムーンショット型の目標を立てる時は、目標に携わる人が夢中になって奮い立たつほど、壮大であることがポイントです。

いきなり壮大な目標を思いつくことは難しいので、まずは自社のメイン事業を今後どうしていきたいかイメージすることから始めることがおすすめです。

2.根拠のある目標であること

ただ単に壮大なだけの目標では、実現可能かどうかを疑われ人がついてくる可能性が低いです。

ムーンショットの由来となったアポロ計画でも、ケネディ大統領は綿密なリサーチを重ね、目標の達成が可能であることを確認しています。

成功の可能性がある信憑性のある目標であることもムーンショット型のポイントです。

3.想像力に富んだ斬新な目標であること

想像力を刺激されると人はやる気になります。

2019年にZOZOTOWNの前澤友作社長がアーティストともに月に行く計画を発表して話題を集めました。

ただの資産家の月旅行であれば見向きもされなかったかもしれません。

しかしアーティストと行くという斬新な発想に想像力を刺激された人が多く、前澤社長は大きな注目を集めました。

ムーンショット型の目標は、これまでの延長で考えられた目標ではなく、これまでにない新しい目標であることが大切です。

ムーンショットは政治やビジネスの世界で活用され成長を後押ししている

ムーンショットは政治やビジネスの世界で積極的に活用されています。

内閣府の取り組み

まずはじめに内閣府の取り組みとして「ImPACT」を紹介します。

ムーンショットの研究ではImPACTの取り組みをさらに改善・強化

2014年に内閣府ではImPACTという取り組みが実施されました。

ImPACTは、選ばれた16人のプログラムマネージャーに5年間で550億円を投じて、挑戦的な研究開発を行う大型プロジェクトです。

破壊的なイノベーションの創出を目指し、最終的には日本を「イノベーションに最も適した国」「起業、創業の精神に満ちあふれた国」にすることを目的としています。

そしてImPACTの後継となる構想として提案されたのが「ムーンショット研究」です。

ImPACTがプロジェクトを進める内に成果を重視するようになってしまった反省点を踏まえ、より自由度の高い研究ができるよう改善されました。

文部科学省(文科省)が手がけるムーンショット型研究開発制度の予算は総額1000億円規模

2019年に文部科学省(文科省)が新設したのが、ムーンショット型研究開発制度です。

ImPACTでの反省点も踏まえ、5年で1000奥年規模の予算を用意し、暮らしを一変させる破壊的イノベーションを生み出す研究の実現を後押しすることを公言しています。

詳しくはムーンショット型研究開発制度をご覧ください。

Googleの取り組み

Googleのムーンショットを率いる責任者Astro Tellerは「ある事柄を現場より10倍良くすることならできるけれど、10%狙いではとても無理…ということが実際にある」という旨の発言を残しています。

Googleの具体的なムーンショットは、ドライバーが必要ない無人自動車やGoogle Glassなどです。

Googleのムーンショットは、

  1. 目標に携わる人を夢中にし、奮い立たせるものであること
  2. 信憑性のある目標であること
  3. 想像力に富んだ斬新な目標であること

の3つのポイントを全てクリアしています。

また、OKRの特徴である「野心的なゴールで目指すべき姿を明確にする」ことを踏まえている点も印象的です。

OKRには

  • 【挑戦性】「野心的なゴール」で目指すべき姿を明確にする
  • 【透明性】部門・チームを横断する共通ビジョンで方向を整合させる
  • 【俊敏性】達成プランを高頻度で見直す

という3つの特徴があります。

挑戦的なムーンショット型の目標を設定し、チーム内にビジョンを共有させる透明性とプランを高頻度で見直しながら具体的な実行を重ねていく俊敏性を活かすことがおすすめです。

ムーンショット型の目標を具体的に設定し、OKRの考え方で実行をしていくとより大きな成果を望めます。

目標をムーンショット型で設定するためには、まずはメイン事業の今後を考えることから

この記事では、ムーンショットの意味から設定するメリット、設定するための3つのポイントを紹介しました。

おさらいすると、ムーンショット型の目標を設定するポイントは

  1. 目標に携わる人を夢中にし奮い立たせるものであること
  2. 信憑性のある目標であること
  3. 想像力に富んだ斬新な目標であること

です。

まずは自社のメイン事業を今後どうしていきたいか、大まかに考えてみることからはじめてみてください。



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