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OKRの目標設定の方法とサンプルについて【事例】


この記事ではOKRの目標設定について、事例と共に紹介します。

設定方法だけを見てもわかりにくく感じるかもしれませんが、実際に導入した企業をサンプルとしてチェックすると最適な目標を設定できるはずです。

「これからOKRを導入していきたいけど、具体的にどうしたらいいんだろう…」と思っている担当者様はぜひご一読ください。

O(Objectives、目標)の設定方法

OKRのO(Objectives、目標)は、会社のビジョンや戦略となるため慎重に決めたいポイントです。

例えば個人商店ならば「売上を前年の300%までアップして、お客さまの生活をより快適なものにする」のような目標を立てます。

O(目標)は以下4点に気をつけて設定しますが、必ずしも全てを満たさなければならないわけではありません。

  1. 具体性
  2. 測定可能性
  3. 達成可能性
  4. 達成までの期限

これら4点を意識しつつ、「会社が目指すべき方向性」「その目標を目指さなければならない理由」「今後のビジョン(展望)はどのようなものか」などを考えます。

そして経営陣も社員もワクワクするような、大きな目標を設定すると良いでしょう。

KR(Key Results、主要な結果)の設定方法

O(目標)が決まったら、次はKR(Key Results、主要な結果)を設定します。1つの目標に対して、その目標が達成するために必要な成果を2〜3個は洗い出しましょう。

引き続き例として個人商店をあげると、目標が「売上を前年の300%までアップ」であればKRは「来店数を前年の300%までアップ」や「客単価を前年の300%までアップ」、またはこれらを合わせたものになります。

KRの設定において重要なのは、KPIを用いて定量化することです。上記のように数字で達成したかどうかが明確に評価できるKRを作る必要があります。

KRが達成されるとO(目標)が達成されるようなものにする意識も欠かせません。

KRが達成されているにもかかわらず、Oが達成されないようであれば、KRの設定を見直すことになります。

OKRの目標設定例

ここからは実際のOKR設定例として、メルカリとGoogleを紹介します。

メルカリ

フリマアプリ「メルカリ」を展開する株式会社メルカリは、社員数100名以下のタイミングからOKRを導入して急成長を遂げた企業の1つです。

メルカリが特に重視しているのがミッションとバリューで、OKR設定にも用いられます。メルカリが設定しているミッション(会社としての使命)は以下の通りでです。

  • 新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る
  • 信用を創造してなめらかな世界を創る
  • 次のメルカリ級の事業を作る

またバリュー(価値)は以下3つです。

  • Go Bold(大胆な挑戦をする)
  • All for One(1つの課題に全員が全力で取り組む)
  • Be Professional(プロとして責任をもって仕事する)

詳しい取り組みについては下記をご覧下さい。

メルカリのOKR導入事例について

Google

Googleは2000年代初めよりOKRを導入している企業の1つです。

具体的には、まず組織全体で3〜5個のO(目標)を設定します。そして目標ごとに3〜5個のKR(主要な結果)を決めるのがGoogleのOKR設定における一連の流れです。

組織におけるOKRの設定は、あらゆる役職の従業員が提案できます。経営者やリーダーだけでなく、全社をあげて会社の目標を考えるのがGoogleのOKRに関する特徴です。

また目標設定においてGoogleは、以下4点をおさえていることが必要としています。

  1. 具体的であること
  2. 客観的であること
  3. 達成に価値のあること
  4. 達成度が60〜70%に落ち着きそうな、ストレッチゴールであること

これらを守った組織のOKRを設定したあと、個人のOKRに落とし込みます。そして設定したOKRは全社に向けて公開されるのです。

GoogleにおいてOKRを検証するタイミングは1.5ヶ月に1回行われ、OKRそのもの定期的に評価して、再び考え直すこともあります。

Googleが運用するOKRとは?歴史と流れを説明します

OKRの目標における注意点

ここからはOKRの目標を立てるにあたって注意すべきことを紹介します。

目標の数はできるだけ少なくする

目標を立てようとすると「あれもこれも達成したい…」と思う気持ちはわかりますが、目標の数はできるだけ絞ることをおすすめします。

OKRの目標は達成できるかどうかわからないレベルのものです。難易度の高い目標がいくつもあったところで、社内リソースが分散してしまってどの目標も達成度が低いままになってしまいます。

定期的な振り返りやコミュニケーションを忘れない

OKRでは定期的な振り返りが欠かせません。社内のコミュニケーションを活発にすることで、協力や意見交換をしやすい環境になります。

社員一人ひとりが会社の目標に向かって前進している意識をもつためにも、定例のミーティングを行います。

ムーンショットの目標設定を意識する

OKRの目標は簡単に達成できるものではいけません。かといって達成度が50%を下回るような難しすぎる目標も適当とはいえません。

最終的に達成度が60〜70%ほどに落ち着くような難易度で設定するのがよいとされています。これを「ストレッチゴール」と呼びます。

ストレッチゴールを立てるさいに重要なのが「ムーンショット」と呼ばれる考え方です。ムーンショットはその名の通り、月まで到達するような高い目標を意味します。

これにより社内がワクワクする創造的な目標を立てることにつながるのです。

設定したOKRは全社員がいつでも見れる状態にする

OKRを立てたあとは、全社員が常に確認できる状態にしておくことが重要です。なぜならOKRは全社で達成すべきものであり、そのためには経営層だけがOKRを把握していても意味がないからです。

組織のOKR、チームのOKR、そして個人のOKRまで公開して、全社で目標に向かう姿勢をつくることが欠かせません。

従業員の個人目標は会社のOKRから落とし込んで設定する

個人の目標は必ず企業の目標から細分化して決めましょう。

OKRで最終的に達成すべきなのは、企業の目標です。ゆえに、企業の目標から個人目標に落とし込んで、全社で軸をぶらさず目標に向かう必要があります。

適切な目標設定で、社内の力を引き出すOKRをつくる!

ここまでOKRの目標を設定する方法について、事例をまじえつつ紹介しました。適切な目標を立てることは、組織の力を120%まで引き出すことにつながります。

まずはこの記事で紹介した事例や注意点を参考にしつつ、全社のOKRを検討することからはじめてみてください。



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