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OKRのマネジメントとは?基本的な知識から具体例を紹介

OKRマネジメントを行うリーダーの画像

この記事では、OKRの導入方法や運用方法の解説を行いながら、OKRマネジメントについての知識を紹介します。OKRマネジメントの入門的な知識を紹介するため、それほど内容は難しくありません。「OKRのマネジメントを行いたいけれど、どうしたら良いか分からない」と感じている方はぜひご一読ください。

OKRの基本と特徴

OKRは、「フォーカス」、「アライメント」、「トラッキング」、「ストレッチ」の4つの原則から成り立っており、それぞれの意味は下記の通りです。

  • フォーカス:大切なことを選択したうえで、そこにリソースを集中すること
  • アライメント:複数の要素間で整合性を取ること
  • トラッキング:状況がどうなっているのかを追跡すること
  • ストレッチ:現状からさらに高みへ挑戦を行うこと

これらの原則がOKRの考え方の根底にあり、OKRの本質を表しているといえるでしょう。

引用元:天野 勝(2019)最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門
かんき出版

OKRの目標をホワイトボード記入する従業員の画像

OKRではまず目標を決める

OKRは Objectives & Key Results の略で、Objectiveは挑戦的な目標のことです。

OKRを行う際には、初めにOを設定することが大切になります。

Oは会社のビジョンや戦略を決定していくうえで重要なポイントであると同時に、KRを設定するうえでも深く関わってくるため慎重に決定しましょう。

OKRの目標設定に関して、詳しくは下記の記事をご覧ください。

OKRの目標設定の方法とサンプルについて【事例】

KRはKey Results = Objective を達成を目指す成果を意味しています。

KRは定めたOを達成したときの状態を具体的な指標や数値で示したものです。

KR設定時は、「SMARTの原則」を意識する必要があります。

SMARTの原則は、目標設定の軸となるフレームワークであり、SMARTを用いることで明確で誰にでも理解してもらえる目標を設定することが可能です。

・Specific=具体的で分かりやすい
・Measurable=計測可能
・Agreed upon=達成が可能
・Realistic=現実的
・Timely=期限が明確
SMARTの原則を用いてKRを設定するkとで、明確な目標を意識しながら仕事に励むことが可能で、客観的に判断しやすい目標を立てることができます。

KRに関して、詳しくは下記の記事をご覧ください。

OKRにおける成果指標(Key Result)とは?設定時のポイントや具体例を紹介します

OKRを行うことのメリット

OKRを行うことで企業の目標と従業員の個人目標が紐づけられ、個人がどのように企業に貢献しているのかが明確になるため、従業員の企業に対する貢献意欲などを高めることができます。

またOKRは目標達成の判断基準を70%~80%に設定するため、大きな目標に向かって企業、個人が目標に近づいているという実感を得られるためモチベーションの維持にも繋がります。

優先事項が明確になるため日々の業務をこなす中で、設定した目標から外れるリスクを防げます。

このようにOKRを導入することでさまざまなメリットがあります。

OKR導入についての話し合いの画像

OKRを導入するためには

OKR導入に向けては企業の雰囲気作りが重要です。

そのための段取りとして組織の目標を設定してそれを全メンバーに共有し、その実現のためにチームとして何ができるかを考える必要があります。

そのうえでチームのリーダーが企業に貢献する方法を発表し、実現を行う手段としてOKRを位置付けます。

また経営層による導入効果の伝達、導入方法の明確化も必要です。

他にもOKR設定のトレーニングもした方が良いです。

OKRは経営層、リーダー、個人など組織の階層ごとに設定する必要があり、全体的に齟齬がないことが重要になります。

設定したOKRは、OとKRの関係が分かりやすく、納得感のあるものなのか確認しましょう。

こうした雰囲気作りやOKR設定が導入時に必要となります。

OKR導入のステップについては、下記の記事をご覧ください。

ポイント付き!OKR導入の6ステップ

OKR運用のスケジュールを立てる

OKRを運用する際は期間内の目標と達成するべき状態が明確になっていないと効果が減少します。

組織のOKRから個人のOKR設定まで時間がかかると短期間で目標を達成しなければならない状態になるので、メンバーに焦りが生まれ目標達成に結びつきません。

OKR設定のサイクルは四半期に一度が一般的ではあるものの、企業、部門、チームの状況に合わせて適宜、変更が必要です。

目標を達成できる環境を整えるためにも、OKR運用のスケジュールは綿密に計画しましょう。

OKRを管理するためのおすすめツール

自社のOKRを管理するツールを独自に用意するのは非効率です。

はじめて導入するOKRのツールを始めて開発するとなると、注ぎ込んだ金銭的・時間的コストに見合う成果が得られるか怪しいところです。

そこでまずは既存のツールを用いてOKRを行うことをおすすめします。

おすすめのOKR管理ツール13選

既存のツールを使えば一から用意する手間も時間も削減できるためOKRの導入が捗ります。

OKRを運用する際に行うこと

OKR運用にはOKR自信度を健康・健全化指標、今週の優先事項、今後の優先事項を基に設定・共有しましょう。

健康・健全化指標ではメンバー個々の忙しさやモチベーションの確認を行い、今週の優先事項では目標に向けて行うべき特に重要な仕事をピックアップします。

また今後の優先事項はチームに知らせるべき今後の予定となります。

これらを考慮しつつ、頑張れば達成できる可能性があるOKR自信度が5~6の目標を設定して共有します。

OKR自信度が5~6の目標をチーム内で共有することでメンバー同士の協力が促進され、高い目標の達成に繋がるからです。

加えてRACIの設定も必要です。

RACIでは、「Resphonsoble(実行責任者)」「Accountable(説明責任者)」「Consulted(協業先担当者)」「Informed(報告先担当者)」を設定します。

RACIを設定することで、企業では役割を明確にしつつチーム内のOKRの把握ができ、個人レベルでは、周囲のメンバーの協力・支援を得ながら、タスクを進行できます。

OKRの運用準備を行う従業員の画像

チーム間のコミュニケーションをとる

OKR運用にはチームのコミュニケーションが重要です。

コミュニケーションをとるための手法として、チェックインミーティングとウィンセッションがあります。

チェックインミーティングは、週に一回程度、KRの進捗状況などについてメンバー各自が簡単に話し合う場です。

チェックインミーティングで確認すれば、チーム全員に状況が共有されるだけでなく、メンバー間のコミュニケーションも取れるため、メンバー間での協力やフォローが可能となります。

ウィンセッションは、一般的には金曜の夕方に行われます。

ウィンセッションでは、従業員の好む飲食物を企業側が用意することもあり、チームだけでなくさまざまな部門の人たちが進捗したことを発表し褒め合う場です。

企業側にとってウィンセッションは従業員の労をねぎらい感謝の意を示す場となります。

従業員にとっては、他のチームや部門の進捗状況を把握できるだけでなく、従業員同士のコミュニケーションを取ることができます。

チェックインミーティングとウィンセッションによるコミュニケーションはOKR運用にとっては重要なポイントです。

チェックインミーティングやウィンセッションに関して詳しくは下記の記事をご覧ください。

OKRを成功に導くチェックインミーティングとは?

OKRにおけるウィンセッションとは?メリットや導入事例を紹介します

 

1on1ミーティングを実施する

1on1ミーティングはリーダーとの話し合いの場です。

開催頻度は週1回程度で実施するのが理想的と言われています。

1on1ミーティングでは、リーダーがメンバーに対して「設定しているKRがチームのOにどれだけ貢献しているか」「他のメンバーとの協力体制がとれているか」「OKRがいまも有効なのか」を質問する事により部下のKRの進捗状況や問題点を把握し、メンバーは自身のKRについての気づきを得ることができます。

詳細は、下記の記事をご覧ください。

OKRにおける1on1ミーティングの目的!ポイントも紹介します

OKRとOKRの運用ルールには修正や変化が求められる

OKRは四半期に一回設定するものの必要に応じて見直しが必要です。

KRに関しては、業務の進捗状況やビジネス環境の変化などにより見直しが必要であり、Oに紐づけられていたKRが関連性を失う場合にも見直さなければいけません。

そのためOKRに関しては、一度設定すれば良いのではなく、適宜、修正や変化が求められることは認識しておきましょう。

OKRのマネジメントは難しいが、組織を変える可能性もある

OKRは効果がすぐに出るものではないものの、多くの企業で導入され成果をあげています。

今回紹介したOKRマネジメントの知識を活用して自社に合ったOKRマネジメントに取り組みましょう。



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